与野党は2日、週明けの臨時国会の召集を控え、衆院の小委員会で国会改革の協議をすることで合意した。ただし、改革の中身は、自民党が「首相出席の削減」を志向しているのに対し、野党側は「首相の質疑の充実」を主張している。消費減税や衆院議員定数削減で与野党は対立しているが、それらの舞台となる国会審議そのもののあり方も大きな焦点に浮上してきた。
野党3点合意、自民に申し入れ
各野党の衆参の国会対策委員長は2日、国会内で会談し、①消費減税に関する丁寧な審議と説明を要求②比例区のみの定数削減の阻止③DX(デジタル化)といった国会改革――の3点で合意。衆院で与党側に申し入れ、衆院議院運営委員会の小委員会で国会改革の議論を進めることで一致した。
会談後、取材に応じる衆参野党の国対委員長ら=2026年10月2日、国会内、宮川純一撮影
「首相隠し」への警戒感強まる
「単に『首相隠し』のような国会改革であれば応じられない」。衆院の統一会派「中道」の後藤祐一国会対策委員長は記者団に力を込めた。参院で野党第1党の立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長も「充実した審議をしていただきたい。手荒なまねは通用しないと思う」と語った。
一方、自民の村井英樹国対委員長は会談で「丁寧で謙虚な国会運営に努めてまいりたい」などと述べるにとどめたという。この日は低姿勢で臨んだが、野党側の警戒感は強い。
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