広島飛ばし解消へ、JR広島駅北に新アリーナ構想 年間232日稼働目指す
広島飛ばし解消へ新アリーナ構想 年間232日稼働目指す

広島市で1日、JR広島駅北側に新たなアリーナを整備する構想を話し合う官民協議会が開かれ、JR西日本などが年間稼働日数を232日とする具体的な提案内容を説明した。広島では全国ツアーのコンサートやイベントが開催されない「広島飛ばし」が課題となっており、新アリーナの実現が解決につながる可能性がある。

年間232日稼働、うち149日で公演開催へ

協議会でJR西日本の飯田稔督・広島支社長は、ライブ・エンターテインメント市場の需要拡大を説明。現在稼働中の「広島グリーンアリーナ」(広島市中区)はアマチュアスポーツ優先の利用制限があり、2025年の公演日数は年間39日にとどまっているとした。

飯田氏は大阪や福岡のアリーナで開かれる公演がより多いことを踏まえ、需要の「取りこぼし」があると指摘。新アリーナでは年間232日の稼働のうち、149日でコンサート・イベントを開催できるとの推定を示し、「新しいアリーナで多様な需要の獲得につなげたい」と述べた。

知事も誘致強化を訴え

横田美香知事は「開催需要の総量が増えるような取り組みを考えていかなければならない」と指摘し、広島グリーンアリーナとも協力して公演を誘致する必要性を訴えた。