台湾の蔡英文(ツァイインウェン)前総統が7日に米スタンフォード大で講演することがわかった。蔡氏の事務所が2日、朝日新聞の取材に明らかにした。蔡氏の米国訪問が明らかになるのは、2024年5月の退任後は初めてとなる。
AIと安全保障をめぐるフォーラムで基調講演
蔡氏は、人工知能(AI)などの先端技術が安全保障に及ぼす影響について議論するフォーラムで基調講演を行う。国際社会に向けて、科学技術や民主主義における台湾の重要性を訴える見通しだ。
8年間の総統在任と退任後の外遊
蔡氏は16~24年の8年間にわたり民進党政権で総統を務めた。退任後、欧州やカナダを訪問している。これに対し、中国政府は「民進党当局はさまざまな名目で台湾独立分裂活動を行っている」と反発してきた。
元総統の訪米は過去にも例
台湾の元総統では過去に李登輝(リートンホイ)、馬英九(マーインチウ)の両氏も退任後に訪米している。