7月17日、皇室典範の改正が可決され、新典範が成立した。この改正をめぐる識者たちの意見もほぼ出尽くしたと思われる。今後はこの新法を守り、活用して立法趣旨をどのように現実化していくかが国民の課題となるであろう。
法律・法令はそれ自体に世を動かす力が宿っているわけではない。立法目的の実現は専ら政治家と識者たちの行動力にかかっている。
皇室典範改正の意味
典範改正の骨子が「立法府の総意」として取りまとめられたとの報道は好意的に扱われたが、この時点での「立法府の総意」が、言葉の本来の意味での「国民の総意」と並べてみればどんなに軽少な意義しか持ち得ないものであるかを、7月3日付本欄で示唆しておいた。



