リニア静岡工区着工へ、静岡県とJR東海が協定締結…年内にも工事開始
リニア静岡工区着工へ、静岡県とJR東海が協定締結

リニア中央新幹線の静岡工区を巡り、静岡県とJR東海は18日、着工の前提となる県自然環境保全条例に基づく協定を締結した。鈴木康友知事と丹羽俊介社長が静岡県庁で協定書に署名。同社は関係法令に基づく手続きが完了すれば、年内にも工事を開始する方針だ。

前知事の反対から転換

静岡工区は、川勝平太前知事が着工を認めず、リニア沿線の都県で唯一未着工の状態が続いていた。2024年に就任した鈴木知事の下で環境保全に関する有識者らの県専門部会の議論が進み、今年3月に終了。その後、JR東海は住民説明会を開催し、関係法令に基づく手続きを今月3日付で県などに申請。着工に向けた準備を整えてきた。

協定締結の意義

今回の協定締結により、静岡工区の着工に向けた大きな障害が取り除かれた。JR東海は今後、県の許可や国の認可など必要な手続きを進め、早期の着工を目指す。リニア中央新幹線は東京―名古屋間を約40分で結ぶ計画で、静岡工区の完成は全体の開業時期に直結する。

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鈴木知事は締結式で「県民の理解を得ながら、環境保全と開発の両立を図りたい」と述べた。丹羽社長は「地域の皆様のご協力に感謝し、安全最優先で工事を進める」と語った。

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