ベッセント米財務長官、中国の何立峰副首相と今週末に会談へ
ベッセント米財務長官、中国副首相と今週末に会談へ

ベッセント米財務長官は15日、米議会下院金融サービス委員会の公聴会に出席し、中国の何立峰副首相と今週末に会談する意向を明らかにした。今月下旬に予定される米中首脳会談に先立ち、対イランの経済制裁などについて協議する見通しだ。

イラン制裁をめぐる協議

ベッセント氏は、イラン制裁に関する中国側との協議状況を問われ、「非公式で大変良い協議を行ってきた。今週末の会談でも協議が継続されることを期待している」と述べた。

米国は、イランとの戦闘終結に向けた協議が行き詰まる中、中国側に制裁への協力を求めている。24日にワシントンで開催予定のトランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談を前に、最終調整を進めたい考えだ。

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AI関連の議論も

中国側との事前協議では、AI(人工知能)関連の議論が交わされる可能性もある。両国は首脳会談で、覇権争いを続けるAIについて、リスク管理の在り方などを協議するとみられている。

円買い介入への言及

また、ベッセント氏は7月末に行った日米協調による円買いの為替介入にも言及。円高・ドル安が進めば「為替介入のために、日本が米国資産を売却する必要がなくなる」との認識を示した。円高は米国の輸出にとっても望ましいと強調し、円高修正に向けた取り組みへの理解を求めた。

インフレ(物価上昇)の長期化や米政府の債務悪化などへの懸念から長期金利の上昇が続く米債券市場に関しては、「(先進国の中で)最も好調な状態」と主張した。

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