トランプ氏、プーチン氏は和平合意望むと強調 ゼレンスキー氏の妥協拒否を批判
トランプ氏、プーチン氏は和平合意望むと強調 ゼレンスキー氏批判

ドナルド・トランプ米大統領は10日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナとの戦争を終結させるための合意を望んでいると述べ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が妥協に難色を示していると非難した。

トランプ氏「ロシアは合意を望んでいる」

トランプ氏は記者団に対し、「ロシアは合意を望んでいる。だが、どういうわけかゼレンスキー氏は合意を望んでいない」と述べた。

トランプ氏は、9日にプーチン氏と電話会談した際の発言として、「プーチン大統領は強く、和平合意を望んでいる」と語った。

ゼレンスキー氏の選挙実施を批判

トランプ氏はまた、ロシアが2022年にウクライナへの侵攻を開始して以来、ゼレンスキー氏が選挙を実施していないことを批判した。

「彼は選挙を実施すべきだと思うし、この問題を解決する機会はこれまでに何度もあったはずだ」と述べた。

制裁緩和めぐり応酬

米政府がロシア産軽油(ディーゼル燃料)に対する制裁を緩和する動きを見せたことを受け、トランプ氏とゼレンスキー氏は10日、互いに批判を繰り広げた。

トランプ氏は記者団に対し、ロシアの製油所を攻撃しないよう求めた自身の指示にゼレンスキー氏が従わなかったと非難。こうした攻撃によって、米国とイスラエルによる対イラン戦争に起因する世界的な燃料不足がさらに悪化する恐れがあると警告した。

一方、ゼレンスキー氏は、トランプ氏がロシア産軽油に対する制裁緩和を決めたことを「弱腰な決定」だと批判した。