米国のドナルド・トランプ大統領は4日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が早ければ来週にもホワイトハウスを訪問する可能性があると、米ニュースサイト「アクシオス」に明らかにした。トランプ氏はインタビューの中で、自身が「ボス」であると誇示し、ネタニヤフ氏はそれを理解していると述べて、両者の良好な関係を強調した。
トランプ氏の発言の詳細
トランプ大統領はアクシオスに対し、ネタニヤフ首相との関係について「我々は非常に良い関係を築いている」と述べた。さらに、「彼は誰がボスかを分かっている。それは私だ」と付け加え、自身のリーダーシップを強調した。この発言は、両首脳の間の力関係を示すものとして注目されている。
訪米の背景と日程
ネタニヤフ首相の訪米は、イスラエルとレバノンのヒズボラとの停戦合意後、初めての本格的な外交訪問となる可能性がある。トランプ氏は「彼が来週、あるいはその次の週に来るかもしれない。まだ確定していないが、近いうちに実現するだろう」と述べ、日程調整中であることを示唆した。ホワイトハウス訪問が実現すれば、両国間の安全保障や中東情勢について協議される見通しだ。
両首脳の関係性
トランプ氏とネタニヤフ氏はこれまでも緊密な関係を維持してきた。トランプ政権下では、イスラエルに対してゴラン高原の主権承認や、イラン核合意からの離脱など、親イスラエル的な政策を打ち出してきた。ネタニヤフ氏はこれらの政策を高く評価しており、今回の訪米でも両者の協力関係が再確認されるものとみられる。
ただし、最近ではイスラエルとレバノンの停戦合意を巡り、イスラエル国内の極右閣僚がネタニヤフ氏を「重大な過ち」と批判するなど、内政面での課題も浮上している。トランプ氏の発言は、こうした状況の中でネタニヤフ氏の立場を支持する意図もあると分析されている。



