『はたらく細胞』作者・清水茜、性被害公表 加害者側から調停申し立てられ「泣き寝入り」
『はたらく細胞』作者・清水茜、性被害公表 加害者側が調停申し立て

人気漫画『はたらく細胞』の作者・清水茜氏が2026年6月27日、自身のX(旧Twitter)を更新し、性被害を含む深刻な状況を告白した。清水氏は、加害者側から作品への影響をほのめかされながら法的手続きを迫られている現状を明らかにし、ファンに衝撃が広がっている。

性被害と調停申し立ての経緯

清水氏は「半年ほど前から、加害者側から作品への影響を仄めかされるような形で法的措置を示される状況が続いている」と説明。その上で、「性被害の件でも、私の意向を無視する形で加害者側から調停を申し立てられました」と明かした。さらに、加害者側から「被害者側に接触禁止を課し、被害者が加害者に接触できないようにしてほしい」という、被害者に不利益を転嫁する主張がなされたという。清水氏は「作品への影響を考えたら裁判へ移行しない方がいいはず」とされ、「泣き寝入りしなければならないのが現状です」と悲痛な胸の内を綴った。

連載中の病状と家族との断絶

清水氏は先日、『はたらく細胞』連載中に複数の病を抱えていたことを打ち明けていた。うつ病、抜毛症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断を受けたといい、「身内からの金銭的被害や性的被害、家族からの二次加害も重なり、執筆のきっかけとなった妹とも連絡を断つことになりました。当時のことは今でも大きな傷として残っています」と説明。炎上しない範囲で小出しに情報を伝えていくと述べていた。

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作品への影響と今後の対応

清水氏は、トラブルになっている相手方には「作品への影響や法的手続に関する考え方について共通する傾向が見られる」と指摘。「今後も同様の対応がなされる可能性があると考えています。誤解や不測の事態を避ける目的で、経過として投稿させていただきます」とし、引き続き状況を報告する意向を示した。

『はたらく細胞』の歩み

『はたらく細胞』は、赤血球や白血球など人体で働く細胞を擬人化し、病原菌と戦う姿を描いた作品。2015年から2021年まで『月刊少年シリウス』で連載され、2018年にアニメ化。その後、『はたらかない細胞』『はたらく細胞BLACK』などのスピンオフ、小説、舞台化、2024年には実写映画化とメディア展開が広がった。厚生労働省との共同企画で新型コロナウイルス対策動画や、ポカリスエットとのコラボで熱中症対策を啓発するなど、学習要素も高く評価され、幅広い年代に支持されている。

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