茂木敏充外相と中国の王毅共産党政治局員兼外相が7月22日、フィリピン・マニラで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議の合間に短時間接触した。日本側はあいさつを交わし、二国間関係について話したと発表したが、中国側はこれを完全に否定している。
茂木氏の説明
茂木氏は28日の記者会見で、この接触について「現地での会見以上に申し上げることはない」と述べるにとどめた。その上で、「中国との間では、今後も様々なレベルで意思疎通を行っていくことが重要だ」と語った。
中国側の否定
中国外務省の林剣副報道局長は27日の定例会見で、日中の接触について問われ、「短いやりとりも一切なかった」と否定した。日本の発表とは真っ向から異なる主張だ。
関係改善への影響
今回の接触は、高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁を機に悪化した日中関係の中で行われた。両国の主張が食い違う形となり、関係改善への道のりは依然として厳しい状況にある。



