ヤマハは、ステージキーボードの新製品「CK76」を2026年10月30日に発売する。希望小売価格は143,000円。発売に先立ち、Yamaha Sound Crossing Shibuyaで記者発表会が開かれ、AKB48のバンドユニット「スクールバッグ計画」のキーボード担当・新井彩永によるデモ演奏が披露された。
「CK76」の特徴
「CK76」は、CKシリーズ(61鍵盤と88鍵盤モデル)に加わる76鍵盤のステージキーボード。エレクトリックピアノの演奏に適したセミウェイテッドFSB鍵盤を採用し、バンドサウンドに必要な音色を重点的に収録。直感的な操作で素早くサウンドメイキングができるインターフェースも備える。
音色は、プレミアムコンサートグランドピアノ「CFX」「S700」を含むアコースティックピアノや、「ビンテージエレピ」「FMエレピ」といったエレクトリックピアノに加え、Organ Flute音源による「ビンテージオルガン」から「トランジスタオルガン」まで、ストリングスやブラス、ギターなど360種類以上を搭載する。
ライブ向け機能と可搬性
ライブで使用頻度の高い機能・コントローラーは全てフロントパネル上に配置し、1つのコントローラーに1つの機能を割り当てる「One-to-One」スタイルを採用。パフォーマンス中でも音色設定の切り替えやフィルター、エフェクトなどのコントロールを瞬時に行える。ビンテージオルガンのような好みのサウンドを作れるドローバーも搭載する。
ヤマハ製のステージキーボードとして唯一、ステレオスピーカー(6W+6W)を内蔵。外部スピーカーがなくてもすぐに演奏でき、マイク接続による弾き語りやBluetooth接続でのオーディオ再生にも対応する。電池8本で最大4.5時間駆動し、本体質量は6.7kg。オプションのソフトケース「SC-DE76」(希望小売価格15,400円)も用意される。
最新OSとキャンペーン
発売にあわせ、10月21日にCKシリーズの最新OS v2.0をリリース。鍵盤を最大3つの演奏エリアに分割し、異なる音色を割り当てられる「Advanced Split Mode」や新音色「74 Rd Studio」「67 Rd Dark/Bright」「Wr Wide」が追加される。
また、CKシリーズ購入者のうち学生を対象に専用ケースを提供するキャンペーンを実施。2026年度に中学校、高等学校、専修専門学校、短期大学、大学、大学院に在籍する学生が対象で、対象購入期間は2027年3月31日まで、申込期限は2027年4月30日まで。購入証明と在学証明の写真やシリアルナンバーの登録が必要となる。
さらに、CKシリーズ購入者全員にライブセットサウンドパックをプレゼントするキャンペーンも実施。購入後にYamaha Music Connectで製品登録し、アンケートに回答することで応募できる。
発表会の模様
発表会で新井は、「いつも88鍵のピアノの上に2段でCK61の方を使わせていただいていて、オルガンの音色を使うことが多くて、結構軽いタッチがすごく弾きやすかったり、あと持ち運びにすごく便利なところで愛用させていただいているんですけど、今回新しく登場したCK76の方は、鍵盤数が増えたことで、幅広い音域で楽曲を演奏できたりとか、あとタッチも少し重みがあったり、CK61の軽いタッチも気に入ってたんですけど、ちょっとクラシカルな演奏の時とかにも、より役立つようなところが良さなのかなと思います」と語った。最後にはAKB48の『ヘビーローテーション』をインストで披露した。
なお、Yamaha Sound Crossing Shibuyaでは「Yamaha Guitar 60th Anniversary at Shibuya」が開催中で、「スクールバッグ計画」の奥本カイリ、福岡聖菜、大賀彩姫の等身大パネルと使用楽器に加え、新井の等身大パネルと「CK76」も追加展示される。CAFEエリアでは、4人をモチーフにしたラテアートのカフェラテ(690円)を期間限定で提供している。