高市早苗首相は19日の参院予算委員会で、衆院の内規に反して衆院議員会館内で政治資金パーティーを開いた関芳弘文部科学相について「ルールに反することは当然あってはならないが、しっかりと反省し、襟を正して職務に邁進してほしい」と述べ、続投させる考えを示した。
共産党・山添氏が「任命は間違いだったのでは」と追及
予算委で共産党の山添拓氏が、内規違反のパーティー問題が浮上した関氏と、道路予算カット発言などで事実上更迭された簗和生・前農林水産相の2人が自民党旧安倍派の裏金問題にもかかわっていた人物だと指摘。どちらも9月の内閣改造での初入閣で「首相があえて起用した裏金議員のさらなるルール違反だ。任命は間違いだったのではないか」と迫った。
首相は「不記載があった議員」と表現を修正
これに首相は「関氏も簗氏も『裏金議員』という言い方をされたが『不記載があった議員』ということだ」と反論した上で、関氏について「議員会館の管理に関する内規の理解不足を深く反省し、今後このようなことがないようしっかりと努めると説明し、謝罪している」と文科相の交代を否定した。
これに対し、山添氏は「首相自身に裏金事件の反省がないと指摘せざるを得ない」と指摘した。関氏はこの問題をめぐり「その点は控えたい」と述べるにとどまった。