自民党福岡県議団は29日、Xの匿名アカウントを使って不適切な投稿を繰り返していた林泰輔議員を会派資格停止処分にした。林氏に対しては、金銭授受疑惑を証言した吉松源昭議員のほか、自民、公明の両県議団も独自の問責決議案を出すという異例の事態となっている。二つの決議案は、10月1日にそれぞれ採決される見通しだ。
吉松氏が問責決議案を提出
吉松氏は「匿名アカウントで人を攻撃、誹謗中傷するような投稿を繰り返していたことは、議員である前に人として非難されるべき行動だ」として、25日に問責決議案を提出した。決議に法的拘束力はない。
その後、自民が問責決議案を出すと表明したことについては「私が出した決議案が通るというのが気にくわず、自民が出したということにしたかったんだろう」と話した。
自民県議団が会派資格停止処分
一方、自民の渡辺勝将会長は29日、林氏に対し、5カ月間の会派資格停止処分を決めたと明らかにした。議員総会などに出られなくなり、警察委員会の副委員長などは解任となる。SNS発信や会長の許可なく取材に応じることを禁止する。
吉松氏と別に決議案を出すことで、主要5会派で足並みがそろわない状況となっている。