三重・御浜町議会、消防車庫工事支出巡り百条委設置…町長問責決議案も可決、町長は不出馬表明、別の百条委も設置
三重・御浜町議会、消防車庫工事支出巡り百条委設置…町長問責決議案も可決、町長不出馬表明

三重県御浜町議会は29日、臨時会を開き、消防団車庫の建て替え工事を巡る約1500万円の精算金支出問題について、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を賛成多数で可決した。議員発議によるもので、町が説明責任を果たしていないと判断した。

工事中止と精算金

町は昨年1月、消防車庫の建て替えのために業者と契約したが、隣接する土地の所有者との所有権トラブルで工事が中止。今年1月、業者に約1494万円を支払った。町議会は町側に説明を求めたが、町側の答弁は「町民の理解を得られない回答」であり、「これまでの調査手段では限界がある」と議会側は指摘している。

町長問責決議も可決

併せて、大畑覚町長に対する問責決議案も賛成多数で可決された。法的拘束力はない。発端は今年3月の定例会で一般会計当初予算案が否決された際、高岡洋議長が採決に加わったことに対し、大畑町長が4月の全員協議会で「議長は公平性を保ってほしい」と述べたことを議会側が「議会への介入」と問題視した。大畑町長は取材に対し「何も言うことはない」と述べ、9月の町長選への不出馬を表明している。

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別の百条委設置も決定

町議会はさらに、町が随意契約した業務委託に元課長が関わっていた問題について「意思決定の過程が不透明」として、別の百条委員会を設置する決議案も賛成多数で可決した。

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