福島県知事選でクマ警戒、投票時間繰り上げや爆竹準備の異例措置
福島県知事選でクマ警戒、投票時間繰り上げや爆竹準備

25日に投開票が行われる福島県知事選を巡り、有権者や投票所の運営スタッフの安全を守るため、県内の選挙管理委員会がクマへの警戒を強めている。秋の深まりとともに出没が増える恐れがあるとして、投票所の開設時間の繰り上げや見張り役の配置、爆竹の準備といった異例の取り組みが行われている。

福島市は投票受け付けを2時間繰り上げ

福島市は、投票日の投票受け付けを2時間繰り上げる。早朝や夕方以降の暗い時間帯にクマの出没が増えることや、昨秋に目撃が多発したことを受けた措置だ。

さらに、投票所に詰める職員を1人増員し、周囲の安全確認を行う。朝の時間帯はラジオを流してクマを寄せ付けないようにするという。市選管事務局の菅野信幸次長は「できるだけ明るい時間帯に投票してほしい」と呼び掛けている。

郡山市は爆竹とクマ鈴を配備

郡山市は一部の投票所に爆竹とクマ鈴を用意する。過去にクマの目撃などがあった湖南、熱海、三穂田、逢瀬、片平地区にある計47か所の投票所に、爆竹(20連6束入り)を2箱、クマ鈴1個をそれぞれ配備する。

選挙でこうした備品を用意するのは初めてという。期日前投票はすでに始まっており、関係者は神出鬼没なクマに神経をとがらせながら、安全な投票環境の確保に努めている。