玄海町長選、元課長の日高氏が初当選 現職破る519票差
玄海町長選 元課長の日高氏が初当選519票差

佐賀県玄海町長選が26日投開票され、無所属新顔で元町課長の日高大助氏(55)が、3選をめざした無所属現職の脇山伸太郎氏(69)を破り、初当選を決めた。得票差は519票だった。

核のごみ文献調査が続く中での選挙

町では、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が続いており、次の段階の概要調査への日高氏の対応が焦点となる。

投票率は78.00%(前回は無投票、前々回は80.04%)、当日有権者数は3977人だった。

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九州電力玄海原発がある町では2024年、脇山氏が「適地が見つかるための呼び水となれば」として、原発立地自治体では初めて文献調査受け入れを表明した。

概要調査の態度は不明のまま

文献調査は2年程度とされ、概要調査に進む場合、国が知事や町長の意見を聞くことになる。国は、意見に反して先へは進まないとしている。

日高氏と脇山氏はいずれも、概要調査について「文献調査の結果を見て判断したい」として、態度を明らかにせず選挙戦が開始。町が補助金を支出した事業者が破産した「ローカル5G構築事業」問題も争点となった。

日高氏はローカル5G構築事業を進めた脇山氏を批判。「このような予算の使い方は改めなければならない」と訴えた。

当選後の挨拶と確定結果

当選を決めると支援者とともに万歳。「安心して暮らせる」「働き続けられる」「住み続けられる」の三つの重点施策を挙げ、「まずはその達成を進めていきたい」とあいさつした。

確定結果は次の通り。

  • 日高大助氏:1800票
  • 脇山伸太郎氏:1281票

脇山氏は子育てや高齢者福祉などの施策を挙げ、2期8年の実績を強調。ローカル5G構築事業については、町内に整備された機械を有効活用し、産業振興につなげると訴えた。

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