福岡県豊前市は17日、市立小学校の再編計画の一部を当面延期すると発表した。物価高の影響で事業費が当初見込みを大幅に上回ったため。
再編計画の概要
市は、現在の9小学校を2校に統合する計画を進めていた。八屋、宇島、三毛門の3校を「豊前北小」に、大村、角田、山田、千束、黒土、横武の6校を「豊前中央小」に再編し、2029年度開校を目指していた。
事業費の高騰
資材や人件費の高騰により、再編事業費は2023年2月時点で約17億円と試算されたが、約33億円へと倍近くに増加。財政負担が大きく、「豊前北小」の3校は複式学級が発生していないこともあり、再編を延期することを決めた。10年後をめどに議論を再開する方針。
残る6校は予定通り
「豊前中央小」となる6校については、うち4校で複式学級が発生しており、その解消のため予定通り再編するという。
西元健市長は17日の記者会見で、「現実的に考えられる最良の再編計画。将来に負担を残すわけにはいかない」と語った。



