安藤忠雄氏の建築「住吉の長屋」が初の登録有形文化財に、50年経過も現役
安藤忠雄「住吉の長屋」初の登録有形文化財に

文化審議会は17日、鍛金の三好正豊さん(75)や長唄鳴物の藤舎秀蓬さん(79)ら4人を重要無形文化財の保持者(人間国宝)に認定するよう文部科学相に答申した。同時に、世界的建築家・安藤忠雄さん(84)が設計した住宅「住吉の長屋(東邸)」(大阪市住吉区)や、1970年大阪万博の関連施設など28都府県の建造物163件を登録有形文化財とすることも求めた。安藤さんの建築が登録されるのは初めてとなる。

「住吉の長屋」の特徴と評価

「住吉の長屋(東邸)」は1976年に建設された。三軒長屋の中央部分を鉄筋コンクリート造で建て替えたもので、間口約2間(約3.6メートル)、奥行き約8間(約14.4メートル)の敷地に立つ。安藤さんの初期作品であり、その後の建築思想と作風の原点とされる。大阪の長屋文化を継承しつつ、都市住宅の新たな可能性を切り開いた点が高く評価された。

安藤忠雄氏のコメント

安藤さんは「建築というのは、住む人と設計する人のジョイントベンチャー。建てたのは我々ですが、何よりすごいのは50年たって、今も住んでいること。施主も『(文化財登録を)歓迎している』と言っており、よかった」と語った。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

その他の登録物件

今回の答申には、1970年大阪万博の関連施設として「EXPO'70パビリオン(旧鉄鋼館)」や「大阪日本民芸館」など5件も含まれている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ