米連邦最高裁は21日、トランプ政権が計画するホワイトハウスのボールルーム(宴会場)建設工事の継続を暫定的に容認した。地上部分の工事の一時差し止めを命じた下級審の判断を一時停止した。最高裁が改めて判断を示すまでの措置。トランプ大統領はSNSで歓迎した。
工事の経緯と訴訟
宴会場の建設工事は昨年秋に始まり、ホワイトハウスの東棟が解体された。米国の歴史的建造物や史跡の保存に取り組む非営利団体が、議会の承認を得ておらず違法だとして提訴した。
ワシントンの連邦地裁は4月、地上部分の工事を一時差し止めるよう命じ、連邦高裁が今月7日に地裁判断を支持した。トランプ政権は中止を求めるのが「遅すぎる」として最高裁に工事継続を申し立てていた。
工事の進捗と規模
ワシントン・ポスト紙によると、工事は65%が完了しているとされる。宴会場の地下には軍事施設を併設する計画で、総工費は6億ドル(約953億円)と見積もられている。



