ロシア外相、日本の択捉訪問批判に反発「一線を越えた」
ロシア外相、日本の択捉訪問批判に反発「一線を越えた」

ロシアのラブロフ外相は17日、プーチン大統領による北方領土の択捉(えとろふ)島への初訪問を日本が批判したことについて、「明らかに礼儀の一線を越えた」と日本政府を非難した。日本の駐ロシア大使を呼び出しており、近く協議するとしている。

日本側の発言は「絶対に容認できない」

ロシアは、日本が「我が国固有の領土」だとする北方領土を実効支配している。ラブロフ氏は17日の記者会見で、「ロシア大統領がロシア領のどこにでも訪問できるわけではないとの日本側の発言は、絶対に容認できない」と主張した。

さらに、第2次世界大戦の戦勝国であるロシアが北方領土を支配することは、国連憲章などで認められていると示唆。「日本が歴史的責任を放棄しようとするなら非常に憂慮すべき事態だ」と述べた。

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大使呼び出し、18日に外務省訪問へ

ラブロフ氏は、日本の武藤顕・駐ロシア大使を呼び出したが、「日本大使館は14日と17日は応じられないと説明した。(大使が)モスクワにいないのか体調が悪いのか、理由は分からなかった」と話した。

ロシア外務省のザハロワ報道官はラブロフ氏の記者会見後、武藤大使が18日に外務省を訪れると明らかにした。ラブロフ氏は「ロシアの法律の尊重」を求める考えもにじませており、強い抗議になる可能性もある。

プーチン氏は13日、択捉島を訪問していた。

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