イランは25日深夜から26日にかけ、米国による攻撃のない夜を再び迎えた。開始から5か月目に入ろうとする中東での紛争をめぐり、弾薬減少への懸念から米国がイランに対する攻撃を停止しているとの報道が出ている。
連日攻撃の停止と交渉再開への期待
米国の攻撃は約2週間にわたり連日連夜続いていたが、この戦闘停止により交渉再開への期待が高まっている。ただし米メディアは、この一時停止がパトリオット迎撃ミサイルやその他の防衛兵器の在庫圧迫を反映している可能性があると伝えている。
攻撃の応酬により米イラン間の外交努力は停滞。その後、紛争はホルムズ海峡にとどまらず、周辺地域の米軍基地や海上交通、同盟国への攻撃へと波及した。
米国防総省の「保留中」判断
CNNは米国防総省の匿名情報源を引用し、対イラン米軍作戦が「保留中」となっていると報じた。ドナルド・トランプ米大統領は24日、「一段と激しい攻撃」を行うと脅していた。
ニューヨーク・タイムズ紙も、作戦拡大計画が棚上げされたことを関係者の話として伝え、トランプ氏が中東全域への戦争拡大のリスク、脆弱な湾岸同盟国との関係悪化、世界経済へのさらなるショックに直面していると指摘した。
CNNによると、J・D・バンス米副大統領と米軍制服組トップのダン・ケイン統合参謀本部議長は、24日のホワイトハウス会議で情勢緊迫化への懸念に言及したとされる。



