米イラン、早ければ28日にも協議か トランプ氏「イランは強気に出過ぎた」
米イラン、早ければ28日にも協議か トランプ氏「イランは強気に出過ぎた」

米国のトランプ大統領は27日、米国の交渉担当者が今週、イランとの協議を継続する見通しだと明らかにした。米主要ニュースサイト・アクシオスのインタビューに答えた。早ければ28日にも仲介国・カタールを通じた協議が行われると報じたが、米イランの主張の隔たりは大きく、交渉が進展するかは不透明だ。

カタール関係者が両者と個別会談へ

報道によると、仲介国・カタールの関係者が、米国のスティーブン・ウィトコフ中東担当特使、イランのアッバス・アラグチ外相と個別に会談する見通しだ。

トランプ氏は26日、米国の海上封鎖解除などを条件にホルムズ海峡を7日以内に開放するとしたイラン側の提案を拒否する方針を示していた。

トランプ氏「イランは強気に出過ぎた」

トランプ氏はアクシオスに、「イランは合意をしたがっているが、私が望む合意ではない」と述べた上で、イランは過去の交渉で「強気に出過ぎた」と主張した。攻撃再開についても「常に考えている」と語り、軍事行動をちらつかせてイラン側をけん制した。

アラグチ氏は27日、米NBCニュースのインタビューで、「我々は外交交渉に応じる用意がある。最終的な選択はトランプ氏次第だ」と述べた。

革命防衛隊が無人潜水機を捕獲

一方、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は27日、ホルムズ海峡で米軍の自律型無人潜水機を捕獲したとする声明を発表し、映像を公表した。イランの専門家が潜水機のデータを解析し、海峡での米軍の偵察行動などを突き止める方針だという。

声明によると、捕獲したのは水深600メートルでの潜水航行が可能な偵察用の「リーマス600」。米軍はイラン時間の28日未明現在、反応を示していない。

革命防衛隊は今月8日にも、無人潜水艇を捕獲したと発表している。