米中首脳会談が24日に開かれた米ワシントンでは、習近平(シーチンピン)国家主席の訪米に抗議する人たちがデモを行った。警察が車両の通行を規制するなどし、厳戒態勢が敷かれた。一方、会談場所となったホワイトハウスのそばでは、訪問を歓迎する人たちが集会を開催した。
中国大使館周辺に大勢の人が集まる
ワシントンにある中国大使館の周辺には、24日午前から大勢の人たちが集まった。中国政府が人権や言論の自由を軽視していると訴え、中国チベット自治区をめぐって「チベットに人権を」などと英語で書かれた看板を手にする人もいた。
ニューヨークから駆けつけた、チベット出身で米国籍のウーバー運転手の男性(58)は「中国政府は報道や言論、信仰の自由を守っていない。チベットの人々の人権も認めず、存在を消そうとしている。習氏の訪米に反対する」と強い口調で語った。
ホワイトハウス周辺では歓迎の集会
一方で、ホワイトハウス周辺には全米各地から集まった在米中国人数百人が、中国と米国の国旗や真っ赤な横断幕を掲げ、「習主席、歓迎」と満足そうに声を上げていた。