アラブ首長国連邦(UAE)は18日、イランがUAEに向けて弾道ミサイルを発射したと発表した。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で設定した60日の協議期間が過ぎるなか、イランと湾岸諸国間の緊張が再び高まる可能性がある。
UAE国防省の発表内容
UAE国防省の発表によると、イランから弾道ミサイル2発が飛来し、うち1発が領海内に落下した。ミサイルは「海上交通を標的としていたと評価される」としており、船舶を狙った攻撃だった可能性がある。
UAE外務省は19日、イランとの貿易や金融取引を当面の間、全面的に停止すると発表した。
背景とイランの反応
UAEは今月に入って繰り返し、自国の国営石油会社が関係する船舶がホルムズ海峡でイランの攻撃を受けたとして非難する声明を発表していた。ただ、自国の領域がイランから攻撃を受けたと発表するのは、米国とイランが6月17日に覚書を結んで以来初めてとみられる。
一方、イラン外務省のバガイ報道官は、イランによるUAEへの攻撃を否定した。イラン国営通信が報じた。



