北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、朝鮮半島有事を想定して17日から始まった定例の米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」を批判する論評を出し、「我々の自衛的権利の行使はより明白な行動で表現されるだろう」と警告した。
演習批判の内容
朝鮮中央通信の論評は、米韓合同軍事演習について「朝鮮半島とアジア太平洋地域情勢のよりいっそうの悪化につながる」と指摘。「敵の脅威的な行動には、進化した新たな力で対応する必要がある」「侵略戦争演習は、決して実施者が望む結果をもたらすことはできないだろう」などとしている。
一方で、トランプ米大統領が米韓合同軍事演習の「大幅な縮小」をヘグセス国防長官に指示したと表明したことには言及していない。
トランプ氏の発言と韓国報道
米韓合同軍事演習をめぐっては、トランプ氏が16日にSNSで北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記との友好的な関係を踏まえ、演習の縮小を指示したと表明したことを受け、米韓両軍が対応を検討しているとされる。
韓国のKBSテレビは18日、米韓両軍の当局が27日まで予定されている「乙支フリーダムシールド」を21日で切り上げることを決めたと報じた。



