【ワシントン=向井ゆう子、テヘラン=吉形祐司】米国のトランプ大統領は26日、記者団に対し、イランがホルムズ海峡開放に向けて仲介国カタールを通して提示した「7日間の計画」について、「拒否する」と述べた。「ディール(取引)するのは好きだが、これは受け入れられない」と強調した。
トランプ氏「彼らは負けているからディールしたい」
イランが提示した計画は、イラン関連の船舶に対する海上封鎖の解除やイラン産石油の輸出許可、資産凍結の解除など、6月に署名した覚書に基づく措置を受け入れれば、7日間でホルムズ海峡を開放するというもの。トランプ氏はイランの提案について、「彼らは負けているからディールしたいのだ」と主張した。
イラン外相「外交と交渉の扉は閉ざさない」
イラン外務省によると、アッバス・アラグチ外相は26日、米ニューヨークで記者団に、「まだ仲介国から回答を受け取っていない」として、米国の正式な反応を待って対応を決定することを明らかにした。「外交と交渉の扉は閉ざさないが、我々の権利については妥協しない」と述べた。