韓国軍、北朝鮮の追加挑発に「断固対応」と警告 責任転嫁を非難
韓国軍、北朝鮮の追加挑発に「断固対応」と警告 責任転嫁を非難

韓国軍は20日、北朝鮮がさらなる挑発行為に出た場合には「断固として対応する」と警告した。また、北朝鮮が緊張激化の責任を韓国側に押し付けることは「容認できない」と非難した。

北朝鮮の主張と韓国側の反発

北朝鮮は19日、韓国との境界付近で「深刻な事態が生じている」と主張し、同地域への「戦術的打撃手段」の追加配備を検討していると明らかにした。具体的な兵器の種類には言及しなかった。

また、韓国側が10月1~17日に「挑発的な」拡声器放送を998回実施し、警告射撃を91回行ったと主張した。

これに対し韓国側は20日、北朝鮮の主張は「容認できない」と反発し、「軍事的緊張を高めている責任を、根拠もなく韓国軍に転嫁している」と非難した。

軍幹部の声明と防衛措置の説明

韓国軍合同参謀本部の陳永承(チン・ヨンスン)議長は声明で「北朝鮮が昨日、われわれの正当な作戦上の措置を『挑発』と決め付けたことは容認できない」と述べた。陳氏は北朝鮮が韓国軍の正当な行動を口実にさらなる挑発行為に出た場合、「断固たる姿勢で対応する」よう軍に指示した。

一方、韓国国防省は、拡声器放送と警告射撃について、「北朝鮮軍兵士が軍事境界線を越えるのを防ぎ、越境した兵士を退去させるための正当な防衛措置」だと説明した。

DMZ内の爆発事案との関連

南北朝鮮を隔てる非武装地帯(DMZ)内では先月、韓国軍兵士3人が負傷する爆発事案が発生したが、北朝鮮は関与を否定している。

韓国軍と国連軍司令部による合同調査では、爆発は軍事境界線の韓国側に北朝鮮が埋設した地雷によって引き起こされたと結論付けられたが、北朝鮮は韓国側による公式謝罪の要求を拒否した。