フィリピン軍などの発表によると、南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島のアユンギン礁(中国名・仁愛礁)周辺で20日、比海軍の兵士が中国海警局の船舶の乗組員に木製の棒で頭部を殴打され、負傷した。同礁は比側が座礁船を用いて実効支配している。
警告中に反撃を受ける
座礁船に接近した海警局の船舶に比海軍が近づいて警告したところ、反撃を受けたという。比軍は「安全を露骨に軽視するもので、緊張を激化させている」と非難した。
この事件は、南シナ海における領有権を巡る中国と周辺国の対立が続く中で発生した。アユンギン礁はフィリピンが1999年に座礁させた旧米軍艦艇を拠点に実効支配しており、中国は領有権を主張している。



