欧州連合(EU)の欧州議会は22日、人権や民主主義のために尽力した人や団体に贈る今年の「サハロフ賞」に、米国の制裁対象に指定されている国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)とその職員を選んだ。授賞理由について、メツォラ議長は「国際法と正義を守るためにICCが果たす重要な役割をたたえる」と説明した。
赤根所長が声明で感謝
受賞の決定を受け、ICCの赤根智子所長が声明を発表。「ICCとその職員による使命の遂行を妨げる制裁など、前例のない困難に直面する中で授与されるもの」とし、「独立した司法機関と、国際法を守るために働く人びとの大切さを再確認する特別な意義を持つ」と感謝を表した。
「正義なくして平和はなく、法なくして安全はない」
さらに赤根所長は、受賞は「国際司法が永続的な平和の礎だと認める重要なものでもある」と強調。「紛争が増える世界にあって、正義なくして平和はなく、法なくして安全はない」と締めくくった。
受賞者は毎年、欧州議会の政…この記事は有料記事です。残り236文字