欧州中央銀行(ECB)は23日の理事会で、政策金利を据え置くことを決めた。民間銀行がECBに預金する際の金利(年2.25%)など、すべての政策金利を維持する。前回6月会合で利上げをしたばかりで、中東情勢や今後の物価動向を見極める方針だ。
エネルギー価格の変動に注視
ECBは発表文で「エネルギー価格の見通しは、極めて変動が激しいものの、6月時点での予測に近い状況」と指摘。インフレへの完全な影響はまだ表れきっていないとして、エネルギーショックの強さや持続期間、波及効果を注視するとした。
欧州連合(EU)統計局によると、6月のユーロ圏の消費者物価上昇率(速報値)は前年同月比2.8%と、伸びは5カ月ぶりに縮小した。



