ブラジル大統領選、決選投票へ フラビオ氏47.17%、ルラ氏44.99%
ブラジル大統領選、決選投票へ フラビオ氏47.17%、ルラ氏44.99%

ブラジル大統領選が4日、投開票された。選管当局の発表(開票率99.24%)によると、右派自由党のフラビオ・ボルソナロ上院議員(45)が首位に立ち、現職で通算4期目を目指す左派労働者党のルラ・ダシルバ大統領(80)は2位につけた。いずれも当選に必要な有効票の過半数には届かず、両候補による決選投票が25日に実施される。

得票率と世論調査の動向

選管当局の集計では、フラビオ氏の得票率は47.17%、ルラ氏は44.99%となっている。事前の世論調査ではルラ氏が10ポイントの差で優勢だった時もあったが、物価上昇などを背景に、フラビオ氏がルラ政権への不満票を取り込んだ。

決選投票の展望

調査会社ダタフォーリャが3日に発表した決選投票の場合の支持率は、ルラ氏が47%、フラビオ氏が46%だった。

両候補の外交姿勢

フラビオ氏はトランプ米大統領と親しいジャイル・ボルソナロ前大統領の長男で、対米関係を重視する。中南米ではトランプ氏との関係を重視する右派政権が相次いで誕生しており、ブラジルでも政権交代となるかどうかが注目される。一方、トランプ氏と対立するルラ氏は、グローバル・サウス(新興・途上国)との連携を強化する考え。