インド外務省は9月30日、ウクライナ侵略の長期化で兵士不足に悩むロシア軍に自国民が採用されているとして、「命に関わる危険を理解すべきだ」と呼びかけ、応募を控えるように勧告した。
国籍放棄や報酬目的の入隊が多発
発表によると、インド国籍を放棄してロシア国籍を取得し、ロシア軍に採用されるケースや、報酬目的でいったんロシア軍への入隊を申し込んだものの除隊したくなってインド政府に助けを求めるケースが多発しているという。非政府系の組織が仲介し、外国人を勧誘しているとして、注意を呼びかけた。
若者の雇用不足が背景に
インドでは若者の雇用不足が深刻で、戦場に送られるとは知らずにロシアに渡航するケースもあるとみられる。インド政府はロシア軍に採用された自国民についてロシア当局と協議を重ねてきた。
インド外務省は7月末までにインド人139人を解放し、数十人について協議中だと明らかにした。