ウクライナ無人機、ロシア通販大手倉庫や石油施設を攻撃…7人死亡25人負傷
ウクライナ無人機攻撃、ロシア施設で7人死亡

ロシア西部タンボフ州の知事は18日、州内にあるロシア通販大手ワイルドベリーズの物流施設が前夜、ウクライナの無人機攻撃を受けたとSNSで発表した。この攻撃により7人が死亡、25人が負傷した。また、モスクワ州知事も、州内の石油貯蔵施設と同社の倉庫が無人機攻撃を受け、30人以上が負傷したと明らかにした。

ゼレンスキー大統領が攻撃認める

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日、SNSでこれらの物流施設などへの攻撃を認め、「無人機生産や航法装置に必要な制裁対象部品の供給」に使用されていたと説明した。同大統領は、攻撃が軍事目的の施設を標的にしたものだと強調した。

被害の詳細

タンボフ州の知事によると、ワイルドベリーズの物流施設への攻撃は17日夜に発生。同施設はロシア全土に商品を配送する重要な拠点で、攻撃により建物の一部が破壊され、火災が発生した。負傷者は病院に搬送され、一部は重体と報じられている。

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モスクワ州では、石油貯蔵施設と別のワイルドベリーズ倉庫が攻撃対象となった。石油貯蔵施設からの火災は消防隊により鎮火されたが、倉庫では30人超が負傷し、周辺住民の避難が行われた。ロシア当局は、無人機の一部を撃墜したと発表している。

背景と影響

ウクライナはロシア国内の軍事・物流インフラへの攻撃を強化しており、今回の攻撃もその一環とみられる。ゼレンスキー大統領は、これらの施設がロシア軍の無人機生産や航法装置に使われる部品の供給網として機能していたと主張。西側諸国からの制裁対象部品がロシアに流入する経路を断つ狙いがあるとみられる。

ワイルドベリーズはロシア最大級のオンライン小売業者で、今回の攻撃は物流網に打撃を与える可能性がある。ロシア国防省はコメントを控えているが、専門家は、ウクライナによる長距離無人機攻撃の精度と頻度が増していると指摘する。

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