東京都の小池百合子知事は14日(日本時間15日早朝)、米ニューヨーク大学を訪問し、都内に同大のキャンパスを新設する可能性について検討を進める合意書に署名した。締結式後、小池氏は「ニューヨーク大の学生が東京で学べる環境の設置に向けた検討を進める」と述べ、東京都西部の武蔵村山市への誘致を正式に表明した。
ニューヨーク大学の概要と世界展開
ニューヨーク大学は1831年に創立され、マンハッタンに本部を置く総合大学で、学生数は約6万5000人に上る。アラブ首長国連邦のアブダビや中国の上海など、世界各地にキャンパスを有している。
合意書の主な内容と連携分野
東京都によると、今回の合意書には以下の3項目が盛り込まれている。1) 学術研究などに関する定期的な意見交換の実施、2) 同大の留学プログラム「スタディ・アウェイ・プログラム」拡大の検討、3) 東京でのキャンパス整備の検討。都と同大は、災害や気候変動、人工知能(AI)の発展など、東京とニューヨークが共通して直面する課題の解決や持続可能性の推進に向けて連携する。
武蔵村山市への誘致とモノレール延伸
小池氏は、武蔵村山市で2030年代半ばの開業を目指す多摩モノレールの延伸事業に触れ、「武蔵村山はさらなる発展が見込まれる。(大学側と)実現に向けた連携を進め、東京でグローバルな人材を育成したい」と語った。
小池氏は14日から19日までの日程でニューヨークに出張しており、同日、ニューヨーク大訪問の前には国連本部でアントニオ・グテレス事務総長と面会した。



