アジア大会次回開催地カタール、受け入れ態勢に自信「必要なら明日サッカー開催も」
アジア大会次回開催地カタール、受け入れ態勢に自信

愛知・名古屋アジア競技大会(読売新聞社協賛)は4日、閉幕した。2030年に予定される次回大会を開催するカタールの首都ドーハの関係者が名古屋市で読売新聞の取材に応じ、受け入れ態勢に自信を示した。

カタールの運営実績と施設整備

カタールは2022年のサッカー・ワールドカップ(W杯)前後から大規模国際大会を次々と誘致。W杯などでボランティアや運営スタッフの管理責任者を務めたハヤ・ヌアイミさん(41)は「私たちの運営能力を示すことができた」と語る。

施設は2006年アジア大会で使われたものも含めて整い、W杯などでボランティアを担った約3万人の情報を蓄積している。アジア・オリンピック評議会(OCA)は大会を今後、五輪前年に移し、ドーハ大会を30年から31年に動かす検討をしているが、その場合も問題はないという。ヌアイミさんは「必要なら明日、サッカーの試合を開催することもできる」と笑った。

ボランティア文化と現地の声

2008年からドーハ在住の鈴木和子(かつこ)さん(49)は、日本が優勝した2011年のアジア杯カタール大会でサッカーのファンになり、2022年W杯や2024年に再びカタールが舞台となったアジア杯などでボランティアを務めた。「ただ、スタジアムに来ていたら全然気づかなかった、『こうやってイベントができ上がってるんだな』ということに気づけて、やりがいを感じた。ボランティアチームのみんなと話ができるのも面白い」と振り返る。

カタールの人々の気風にも合っているといい、「ボランティアは今やカタールのカルチャー。日本のおもてなしのように、訪れた人を『ウェルカム』と受け入れる」と話した。

名古屋でのカタールPRイベント

愛知・名古屋大会の期間中、カタール側は名古屋市中心部に自国の魅力をより知ってもらえるよう予約制でイベントを実施。多くの人が訪れ、食文化などに触れていた。