韓国軍合同参謀本部によると、3日午前6時半ごろ、北朝鮮東部の元山(ウォンサン)付近から日本海に向けて弾道ミサイル1発が発射された。飛距離は700キロ以上としている。北朝鮮は3日に「中距離戦略ミサイル」の発射訓練をしたと明らかにした。北朝鮮の弾道ミサイル発射は9月20日以来となる。
日本政府も発表、EEZ外に落下か
日本政府も3日朝、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。防衛省によると、すでに落下したと推定され、落下地点は日本の排他的経済水域(EEZ)の外という。
地雷爆発問題で韓国と対立
北朝鮮は、南北の軍事境界線付近で韓国軍兵士3人が負傷した爆発をめぐり、北朝鮮の地雷によるものと韓国が断定したことに反発しており、今回の弾道ミサイル発射は韓国への牽制(けんせい)との見方も出ている。
この問題では韓国側が北朝鮮側に謝罪を求めたうえで、軍事境界線の確認をめぐる対話を提案したのに対し、金正恩(キムジョンウン)総書記の妹の金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党総務部長は2日、「返事をする価値もない妄想だ」と一蹴した。
韓国政府は安全保障状況を点検
韓国政府は3日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて安全保障状況を点検する会議を開き、備えに問題がないか改めて点検し、万全を期すよう強調した。