お供えのサカキ、多くは中国産 国内産地の現場を歩く
お供えのサカキ、多くは中国産 国内産地の現場を歩く

玉串をはじめ神事で多く使われるサカキ(榊)の枝葉。家庭の神棚などにも供えられているが、流通する大部分は中国産といわれる。国内の産地はどうなっているのか。現場を歩いてみた。

鹿児島市内の農産物直売所では、8月のお盆前、墓前に供える切り花などと一緒に、サカキやシキミの枝葉が入り口近くに並べられていた。

生産者の声と出荷の実情

ほぼ毎日出荷するという鹿児島市の村永辰男さん(74)によると、サカキの商品は、50センチ程度から1メートルを超えるものまで数種類。お盆やお彼岸、祭礼の節目となる毎月1、15日の前は、「ものさえあれば売れる」状況という。

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サカキの特性と国内での栽培

林野庁によると、サカキは日陰や湿ったところで育つ常緑樹だ。日光が当たりすぎると葉が焼けるため、杉などの林に植えられていることが多いという。新芽が出る季節を除いた4~12月頃に出荷される。

寒さに弱いとされ、関東以北などでは、葉がギザギザした別の品種の「ヒサカキ」が同じように使われている。村永さんは、65歳で会社を…

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