元コロンビア代表GKイギータ氏、麻薬王エスコバル関連で物件差し押さえ命令
元コロンビア代表GKイギータ氏物件差し押さえ命令

南米コロンビアの裁判所は9日、同国サッカー元代表GKレネ・イギータ氏が所有する物件について、「麻薬王」パブロ・エスコバルの麻薬カルテルの資金が購入に使われていたと結論を下し、差し押さえを命じた。

スコーピオンキックで有名な守護神

代表チームの守護神を務め、アクロバティックな「スコーピオン・キック」で名を馳せたイギータ氏は、1992年にメデジンの高級住宅街にあるこの自宅を購入した。

検察庁は9日、この売買の「出所を隠蔽する」ために、「不正な工作」や署名の偽造が行われていたと主張した。

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名義変更の経緯

さらに、「連続で名義変更」が行われた末、麻薬王エスコバルが死亡する1年前、最終的にこの元サッカー選手の名義になったと付け加えた。

12年間に及ぶ捜査の結果、もともとは麻薬カルテルのメンバーだったウィリアム・モンカダとヘラルド・モンカダの兄弟のフロント企業といった隠れみのが、最初にこの物件を取得していたことが判明した。

イギータ氏の反論

これに対しイギータ氏は、ボゴタを拠点とするブルー・ラジオの取材に対し、「純粋かつ単純な偶然にすぎない」と語り、自身を「これらの一連の出来事の被害者」であると考えていると付け加えた。

イギータ氏は裁判所の決定を不服として控訴しており、その間は物件の保有が認められている。

過去の麻薬関連疑惑

イギータ氏と麻薬界との関わりは、これまでにも世間の注目を集めており、エスコバルに誘拐された麻薬密売人の娘の解放を仲介した疑いで捜査を受けた。仲介の取引で不法な報酬を受け取っていたものの、その件に関する罪状は後に取り下げられた。

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