地中海の島国キプロスのコンスタンティノス・コンボス外相が5日、東京都内で報道各社の取材に応じ、「我々は中東の全ての国と良い関係を築いていると言える数少ない国の一つだ」と述べ、今後もパレスチナ自治区ガザへの支援に注力する考えを示した。
海上回廊の拠点としての役割
食料などを海路でガザに届ける「海上回廊」の枠組みで、キプロスは物資の検査・発送の拠点となっており、これまでに3万7000トンの物資がキプロス経由でガザに送られた。コンボス氏は「他の輸送手段と比べても重要だ」と語った。
パレスチナ問題への姿勢
キプロスは1988年以来、パレスチナを国家承認する一方、合同軍事演習を行うなどイスラエルとの関わりも深い。パレスチナ問題について、コンボス氏は「イスラエルとの関係に影響を与えることなく、今後も『2国家解決』の推進していく」と強調した。