秋の訪れとともに、編み物で冬支度を始める人々の目を引きそうな色鮮やかな毛糸の靴下が、イランにある。手編みの伝統を引き継ぐ女性たちが多く暮らす村は、世界遺産登録を目指す風光明媚な場所でもある。
山の斜面に連なる石造りの家々
首都テヘランから車で5時間、イラン北部のマースーレ村に到着すると、山の斜面に石やれんがで造られた家々が連なる美しい光景が広がる。ふもとから階段状の坂道を上っていくと、道路脇に色とりどりの靴下を並べる露店が見えてくる。
露店で靴下を販売していたサフィエ・ゼイラニさん(59)によると、本人や友人らが編んだものだという。厚手で丈の長い靴下は、かかとの形がしっかりと編まれていてブーツのようだ。くるぶしまでの短い靴下もある。値段はそれぞれ480万リアル(約290円)と260万リアル(約160円)。
世界遺産を目指す観光地で平和への願い
マースーレ村は、その美しい景観から世界遺産の登録を目指している。色鮮やかな手編みの靴下は、訪れる観光客にも人気だ。
ゼイラニさんが編み物を始めた経緯や、村の女性たちの取り組みの詳細は、有料記事で詳しく報じられている。