日本人の3人に1人が脂肪肝、糖尿病や腎臓病の元凶に…専門医が回復法を解説
脂肪肝は日本人の3人に1人、回復法を専門医が解説

東洋経済オンラインの公式YouTubeチャンネル「Health SHIFT」は、肝臓専門医として45年のキャリアを持つ栗原毅氏(栗原クリニック東京・日本橋院長)をゲストに迎え、「脂肪肝からの復活」をテーマにした番組を公開した。栗原氏は「血液サラサラ」の提唱者としても知られる。

脂肪肝の実態と危険性

栗原医師によると、現在日本人の3人に1人が脂肪肝とされ、特に若い世代での増加が顕著だ。脂肪肝は肝臓に3割以上の脂肪が蓄積した状態を指し、放置すると糖尿病や腎臓病など、さまざまな疾患の引き金になるという。栗原医師は「脂肪肝の患者の血液はドロドロで、万病の出発点になりかねない」と警鐘を鳴らす。

番組では、肝臓と腎臓の密接な関係にも言及。ことわざ「肝腎要」が示す通り、肝臓が変われば腎臓も変わるという。栗原医師は「肝臓は年を取らない臓器」と述べ、適切な対処で回復が可能だと強調する。

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脂肪肝の原因と3つのパターン

脂肪肝の原因は「脂」ではなく、糖質の過剰摂取が第一位とされる。糖質が脂肪に変わるメカニズムや、脂肪肝が悪化して糖尿病に至るプロセスも解説された。脂肪肝になる3つのパターンとして、①肥満型、②痩せ型(隠れ脂肪肝)、③アルコール型が挙げられ、特に痩せていても脂肪肝になるケースが増えているという。

回復の可能性と自覚症状

脂肪肝の自覚症状はほとんどないが、健康診断などで指摘された場合、早期に対処すれば回復は可能だ。栗原医師は「脂肪肝からの回復期間は個人差があるが、正しい生活習慣改善で肝機能は改善する」と説明。具体的な方法として、糖質制限や適度な運動、肝臓に良い食事の摂取を推奨している。

番組では、栗原医師の著書『肝臓大復活』や『長生きしたけりゃ、肝臓と腎臓を同時に整えなさい』(ともに東洋経済新報社)の内容も紹介され、視聴者に実践的なアドバイスを提供している。

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