たった1つの「質問」が人生を大きく変えることがある。経営コンサルタントの河田真誠氏は、自らの経験を基に、質問の力で不幸な人生をポジティブに変える方法を語る。
「質問の範囲でしか考えられない」
人は「質問の範囲でしか考えられない」と河田氏は指摘する。ベースとなる質問を間違えれば、どんなに頑張ってもうまくいかない。逆に、たった1つ質問が変わるだけで、人生が驚くほど動き出すこともあるという。
河田氏は「質問すること」を仕事としており、企業や学校から「質問を教えてほしい」「質問を活用して課題を解決してほしい」と依頼を受けている。例えば、売上で苦戦する会社には「どうすれば、お客さんをもっと喜ばせることができるだろう?」「この会社は、どんな幸せをつくり出しているのだろう?」「この会社をもっと必要とする人って、どんな人だろう?」と質問する。
人が辞めていくチームには「社員に愛される会社って、どんな会社だろう?」「なぜ、桃太郎はいいチームをつくれたのだろう?」「もし、あなたが社員だったら、どんな会社で働きたいだろう?」と問いかける。これらの質問に対し、多くの人は「その視点は考えたことはなかった」と反応するという。
「悪い質問」を自分に投げかけ続けた過去
河田氏はかつて「質問が大事なのはわかったけれど、本当にそんなに変わるものなのか」と思っていた。そして、「悪い質問」を自分に投げかけ続けていたという。河田氏の人生は挫折の連続だった。
いじめ、病気、大学中退、数千万の借金、離婚…。こうした不幸な状況の中で、河田氏は「なぜ自分はこんなに不幸なのか」「どうしてうまくいかないのか」といったネガティブな質問を自問自答していた。しかし、ある時「質問を変えれば、答えが変わる」ことに気づき、人生が一変したという。
ポジティブな質問で人生が好転
河田氏は「どうすれば幸せになれるか」「どんな自分になりたいか」といったポジティブな質問に切り替えた。すると、考え方や行動が変わり、徐々に状況が好転していった。現在は経営コンサルタントとして活躍し、多くの人に質問の力を伝えている。
「質問を変えるだけで、人生は大きく変わる」と河田氏は強調する。たった1つの質問が、思考の枠組みを広げ、新たな可能性を切り開くきっかけになるという。



