ソニーグループは、愛玩型ロボット「aibo(アイボ)」シリーズについて、新たな製品の開発を進めていることを明確にした。現行モデル「ERS1000/W」の国内販売終了を発表した際、一部でaiboシリーズそのものが終了するとの誤解が広がったが、同社はこれを否定し、継続を強調した。
「aiboはやめません」と開発責任者が明言
aiboの公式YouTubeチャンネルで配信された動画の中で、ソニーグループの事業開発プラットフォーム事業開発部長兼AIロボティクス設計部の森田篤典部長が「aiboはやめません」と断言した。さらに「次の開発を始めています」と述べ、新製品の開発が進行中であることを明かした。
動画では「大人の事情で映せない」としながらも、スタジオ内に開発中のaiboが存在することを示唆。森田部長は「最近フィジカルAIって言葉が流行ってるじゃないですか。うちの社長も言ってますけど、フィジカルAIも簡単に言うとロボット。ロボットのソニーがやってるって言ってるのにaiboがないわけないですよね」と語り、ロボット技術の象徴としてaiboの重要性を強調した。
現行モデル販売終了の経緯と誤解
ソニーグループは6月25日、aiboシリーズの現行モデル「ERS1000/W」の国内販売を、在庫がなくなり次第終了すると発表した。ERS-1000は6代目aiboとして2018年に登場し、約7年間販売されてきた。しかし、この発表後、SNS上や一部のaiboオーナーの間で「aibo自体をやめてしまうのか」と不安視する声が上がった。
これを受けて、同社は27日に急きょ動画を配信し、誤解を解くに至った。なお、ソニー広報もITmedia NEWSの「(aiboの)新製品が出るのか?」という問い合わせに対し、「次の製品の開発を進めているのは事実」と回答しているが、詳細については回答を控えている。
新製品の詳細は未定、今後の展開に注目
現行モデルの販売終了後も、サポートなどは継続される予定だ。ソニーグループはaiboシリーズの将来について、具体的な時期やスペックを明らかにしていないが、今回の動画での発言は、aiboブランドの継続と進化に対する強いコミットメントを示している。
フィジカルAIの分野が注目を集める中、ソニーがロボット技術のリーディングカンパニーとして、どのような新製品を投入するのか、今後の動向が期待される。



