26日の土用の丑の日を前に、ウナギ商戦が活況を呈している。稚魚のシラスウナギの豊漁が続いた影響で、スーパーの関係者は「例年になくお得」と口をそろえる。厳しい暑さと物価高が続く中、食卓を彩る味方になりそうだ。
昨年より1~2割安
埼玉県草加市の魚専門店「角上魚類」草加店では6月からウナギの販売を始め、徐々に特設コーナーを拡大。7月中旬に並んでいたのは、中国産ウナギの1匹入りパック(税込み900円)や国産の1匹パック(税込み1700円)など。昨年と比べると、中国産が2割ほど、国産は1割ほどそれぞれ安く、売り上げは好調で1割ほど多いという。
中国産を1パック購入した50代の主婦は「今年は安めでよかった。ウナギが大好きなので、これで夏を乗り切りたい」と話す。新井博之・店次長は「今年はお買い求めやすくなっているからこそ、土用の丑の日以外も手にとっていただきたい」と述べた。25、26日には、ウナギを直火で焼いてかば焼きを販売するイベントを店頭で開く予定だ。
大手スーパーでも実質お買い得
大手スーパー「オーケー」の広報担当者も「価格は据え置きだが、昨年より身が1割~2割ほど大きく、実質的にはお買い得です」と語る。
水産業界関係者によると、稚魚の豊漁が価格低下の要因とみられる。



