韓国の格安航空会社(LCC)「イースター航空」が運航する徳島阿波おどり空港(徳島県松茂町)とソウル近郊の仁川国際空港を結ぶ定期便について、来年1月以降の航空券が予約できない状態になっている。県は「調整中の事項がある」とした上で、同社に対応を求めている。
冬ダイヤの予約開始時期を過ぎても表示されず
航空会社は一般的に、毎年8月に10月から翌年3月までの冬ダイヤを決定し、航空券の予約を開始する。しかし、イースター航空のホームページでは9月15日時点で、徳島―ソウル便は今年12月末までの便の運賃しか表示されず、来年1月以降の予約ができない状態になっている。同社の徳島以外の路線はすべて来年3月まで予約可能となっている。
県は補助金を増額、搭乗率は改善も理由は不明
同社は2024年12月から徳島との間に週3往復の定期便を運航。県は韓国との交流事業に注力しており、今年度当初予算で2億3900万円を計上し、同社に対する運航費用の補助額を一部で引き上げた。県観光協会が韓国の大学生を招待したり、韓国便の搭乗者にパスポートの取得費用を支援したりする施策の効果もあり、4~8月の搭乗率は83%と、69%だった前年同期から14ポイントアップした。
県「様々な事項について調整中」
県観光政策課によると、来年1月以降の航空券が予約できない状態になっている理由について、同社から明確な説明はないという。担当者は「具体的な内容は言えないが、様々な事項について調整中だ。補助金の増額を前提に話しているわけではない」としている。



