お菓子の「ご飯化」が進んでいる。珍味やクッキーが装いを新たにし、一時的な食事代わりや栄養補給を担うという。背景には人々の食生活の変化があり、メーカーは菓子の手軽さや安さをアピールする。ただ、専門家は偏った食事には注意が必要と呼びかける。
ヤガイが高たんぱくカルパスを発売
ドライソーセージの「おやつカルパス」で知られるヤガイは9月から、高たんぱく質をうたうカルパス「サポートミート」を売り出した。外箱には「9種類の必須アミノ酸入り」「一箱で30グラムのプロテイン」と、サプリメントのような文句が並ぶ。植物性たんぱく質を加え、効率よくたんぱく質を取れるのが強みという。
ヤガイによると、日本人は1日に必要なたんぱく質が6グラムほど不足しているという。新商品には1本1グラムのたんぱく質が含まれ、サラダにのせて不足分を補うといった食べ方も想定する。
忙しい生活に提案、食事代わりも
担当者は「忙しいライフスタイルや食生活の変化により、必要なたんぱく質を毎日十分に摂取できていない人が増えている。さまざまなシーンで気軽に食べられる新商品を開発した」と話す。運動後や勉強・仕事の合間に加え、時間がないときの食事として提案する。
「柿の種」を看板商品とするメーカーも、お菓子のご飯化に注目している。きっかけは「令和の米騒動」とされる。



