日本銀行は30、31日に開く金融政策決定会合で、政策金利を現状の1.0%程度で据え置く公算が大きい。日銀は前回の6月会合で0.25%幅の追加利上げを決めた。それが経済と物価にどのような影響を与えるか、見極めたい考えとみられる。
利上げの影響評価に数カ月
日銀は6月会合で0.25%幅の利上げを決め、政策金利を1995年9月以来、約31年ぶりの高水準となる1.0%程度に引き上げた。利上げの影響を評価するには数カ月かかるとみられる。日銀は会合までの情勢も踏まえ、最終判断する。
利上げ路線は維持の方向
ただ、日銀は今後も利上げ路線は維持する方向だ。日銀が重視する基調的な物価の上昇率は、物価安定目標の「2%」に近づいているとの見方が強まっている。米国とイスラエルによるイラン攻撃後の原油価格の上昇なども踏まえ、日銀は「『物価安定の目標』を超えて上振れていくリスクがある」とみている。



