木曽川鵜飼が今季閉幕、乗船客1万4440人 訪日客の魅力も
木曽川鵜飼が今季閉幕、乗船客1万4440人 訪日客の魅力も

愛知県犬山市の木曽川で6月から開催されていた「木曽川鵜飼」が15日夜、閉幕した。

乗船客は前年比約2700人減

運営会社「木曽川観光」によると、今年の乗船客は昼夜合わせて1万4440人で、前年比約2700人の減少となった。悪天候が続き、中止は昼夜合わせて昨年より17回多い計49回に上った。特に9月は昼15回、夜11回の中止となった。

解消されない船頭不足も影響し、新型コロナウイルスの影響があった2022年の約1万4000人に匹敵する少ない乗船客数となった。

訪日客の魅力と新人鵜匠の意欲

一方、木曽川鵜飼は屋形船から国宝・犬山城を望める魅力もあり、同社は乗船客の約1割がインバウンド(訪日外国人客)とみている。最終日に乗船した米国の男性(21)は「目にしたことがない素晴らしい体験だった」と話した。

今シーズンは鵜匠が4人から2人になり、市が34年ぶりに新人2人を採用。新人はかがり火を焚いた鵜舟での実践訓練を始めている。市役所事務職から転身した田原尚舞さん(38)は「先輩たちのおかげで自信がついてきた」と、来シーズンの独り立ちに意欲を見せた。