トヨタ自動車は7月10日、6月21日に発売した新型「クラウン エステート」の受注が、月販目標の約3倍となる好調なスタートを切ったと発表した。同車は、クラウンシリーズの新たなラインアップとして投入され、SUVとステーションワゴンの要素を融合したクロスオーバーモデルだ。
受注状況の詳細
トヨタによると、発売から約3週間で累計受注台数は月販目標(1000台)の約3倍にあたる3000台を超えた。特に人気が高いのは、2.4リッターターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせた「RS」グレードで、全体の約7割を占める。また、オプション設定も好評で、特に先進安全装備や快適装備が選ばれているという。
トヨタの広報担当者は「クラウン エステートは、従来のクラウンとは異なる新しい価値を提案するモデルとして、幅広い層から支持をいただいている。特に、アクティブなライフスタイルを持つ顧客層からの引き合いが強い」とコメントしている。
新型クラウンエステートの特徴
新型クラウン エステートは、全長4930mm、全幅1840mm、全高1540mmと、クラウンセダンよりも全高が高く、SUVに近いスタンスを持つ。荷室容量は580リッター(VDA法)を確保し、後席を倒せばさらに大容量のスペースが生まれる。パワートレインは、2.5リッターハイブリッドと2.4リッターターボハイブリッドの2種類で、駆動方式はFFと4WDを用意。
価格は、2.5リッターハイブリッドの「G」グレードが585万円、2.4リッターターボハイブリッドの「RS」グレードが655万円(いずれも税込)。また、4WDモデルはそれぞれプラス22万円となる。
今後の見通し
トヨタは、クラウン エステートの受注好調を受け、生産体制を強化する方針だ。ただし、半導体不足や部品調達の影響で納期が遅れる可能性もあるとしている。同社は、納車までに3~4か月程度かかる見込みだと説明している。
クラウン エステートは、トヨタの高級車ブランド「クラウン」の新たな柱として期待されており、今後の販売動向が注目される。



