サントリー、焼酎「はなかぐら」をリニューアル。麦焼酎の市場拡大狙う
サントリー、焼酎「はなかぐら」をリニューアル

サントリースピリッツは、麦焼酎「はなかぐら」を全面リニューアルし、2025年3月4日から全国で新発売する。今回のリニューアルでは、原料の麦と麹の配合を見直し、新たな蒸留方法を採用することで、麦本来の香りとコクをより一層引き出したという。

リニューアルの背景と狙い

同社によると、焼酎市場は近年、ウイスキーやハイボールの人気に押されて伸び悩んでいる。特に麦焼酎は、芋焼酎や米焼酎に比べて消費者の認知度が低く、市場規模も小さい。そこで、看板商品である「はなかぐら」のリニューアルを通じて、麦焼酎の魅力を再発信し、カテゴリー全体の活性化を図る戦略だ。

サントリースピリッツの担当者は、「はなかぐらは、麦焼酎ならではのすっきりとした飲み口と芳醇な香りが特長。リニューアルにより、より多くの方に麦焼酎のおいしさを届けたい」とコメントしている。

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製品の特長と新製法

新製法では、麦麹の使用比率を従来の約1.5倍に増やし、低温でじっくりと発酵・蒸留することで、麦の甘みと香りを最大限に抽出。また、熟成工程を追加し、まろやかな味わいに仕上げた。アルコール度数は25度と、従来と同じだが、より飲みやすくなったという。

価格は700ml瓶で希望小売価格1,210円(税込)。パッケージも刷新し、麦の穂をイメージしたゴールドのラベルが目を引くデザインに変更された。

市場への影響と今後の展開

サントリーは、このリニューアルにより「はなかぐら」の年間販売数量を前年比20%増の目標に掲げる。焼酎市場全体では、近年減少傾向にあるものの、麦焼酎は微増で推移しており、同社はこの分野でのシェア拡大を狙う。

また、リニューアルに合わせて、テレビCMやSNSキャンペーンなど、積極的なプロモーションを展開する予定だ。サントリーは、焼酎だけでなくウイスキーやRTD(缶チューハイ)なども手掛けるが、焼酎は日本の伝統的な酒文化として、今後も注力していく方針を示している。

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